【発達グレーの3歳児】新版K式発達検査を受けました|内容と結果

新版K式発達検査

こんにちは。みさです

我が家の息子(3歳)は発達に少し不安があるため、先日初めて新版K式発達検査を受けてきました

息子の発達に関して気になること

・こだわりが強い(服装・極度の偏食)

・塗り薬や保湿クリームを極端に嫌がる

・なんでも口に入れる(食べ物以外)

・話し方が幼く、語彙力が少ない

結論からいうと、検査の結果は「要経過観察」「小児科のお医者さんとの面談が必要」ということになりました

今回は新版K式検査の内容や結果を中心に、わたしたち親子の体験談をご紹介します

この記事はこんな人におすすめ

・新版K式検査について知りたい

・子どもの発達に不安がある

もくじ

新版K式検査とは?

K式受けるためには

新版K式検査とは

『新版K式発達検査』は、京都市児童院(1931年設立、現京都市児童福祉センター)で開発され標準化された検査で、1983年に『新版K式発達検査増補版』が刊行され、さらに、2001年に「新版K式発達検査2001」が刊行されています。

 この検査は、乳幼児や児童の発達の状態を、精神活動の諸側面にわたってとらえることができるように作成されています。発達の精密な観察を行い、精神発達の様々な側面について、全般的な進みや遅れ、バランスの崩れなど発達の全体像をとらえるための検査であって、発達スクリーニングを目的としたものではありません。

 この検査では、「姿勢・運動」(P-M)、「認知・適応」(C-A)、「言語・社会」(L-S)の3領域について評価します。3歳以上では「認知・適応」面、「言語・社会」面に、検査の重点を置いています。

教育相談情報提供システム

検査を受けるには

・乳幼児健診の結果によって、保健師さんから検査を提案される

・自分で発達センターに問い合わせて予約をとる

・小児科や小児精神科のお医者さんから勧められる

など検査に至るまで、さまざまな経緯やパターンがあります

我が家の場合は、わたしから幼稚園の先生に息子の発達について相談したことをきっかけに、園から発達支援センターに連絡してくれました。予約がいっぱいなため、1番早く診てもらえるのが3か月後ということで、待ちに待った検査でした

発達支援センターは年度の後半になると、就学前の検査や訓練のために利用する子どもが増え、予約がとりづらくなる傾向があるそうです。

発達に関して相談したい場合はお早めに予約をとることをおすすめします

事前に提出した問診票の内容

今回の検査を受けるにあたって、発達センターから問診票が届きました

問診表の項目

・相談したいこと

・普段の子どもの様子

・集団生活(園など)での子どもの様子

・性格や癖

・気になる行動

・現在あるいは将来望むこと

自分で考えて記入する欄ばかりだったので、伝えたいことを言葉にしてまとめるのが大変でした(乳幼児健診のYESかNOの2択で答える問診票を想像していました(^^;))

検査の内容と方法

検査の内容

姿勢・運動

・検査中の座り方や姿勢

・ケンケンパ

認知・適応

・積み木

・折り紙

・お絵かき

・紐通し

言語・社会

・オウム返し

・話し方

・語彙力

おおまかな内容はこんな感じです(これから検査を控えている人の予習になってしまう可能性があるため、詳細は控えます)

検査方法と所要時間

心理士さんと1対1での検査です(保護者は同席可能)

子どもにお名前を聞かれるところから始まり、まるで遊びが始まるかのような自然な形で検査がスタートします

検査の内容はコロコロ変わり、次から次へといろいろな道具が出てくるため、飽きっぽい息子もグズることなく無事に最後まで検査を受けることが出来ました。かかった時間は全部で1時間くらいです

発達グレーの3歳児が検査を受けた結果

K式結果

検査中の様子

今回の検査中、同室で子どもの様子を見ることが出来ました。(もちろん口出しやヒントを出すのはNG。)

子どもの様子を見ていて思ったことは、まず落ち着きがないこと。「お椅子にまっすぐ座ろうね」という心理士さんの声掛けが何度もあり、約1時間の検査中、じっとしていることが出来ませんでした。

そして集中力がないため、明らかに適当に回答していたり、興味が他のものに移っていると感じる場面が多々ありました。

うちの子は積み木やパズルが大好きでお絵かきが嫌いです。今回の検査でも、好きなことと嫌いなことで、出来る出来ないがハッキリ別れているように感じました

検査結果

発達指数

姿勢・運動ー80

認知・適応ー117

言語・社会ー98

(発達指数は実年齢を100としたときに、どれくらいの割合で出来ているかを示しています)

今回の検査では、だいたいのことは年齢相応に出来ているものの「1度にたくさんのことを聞いて覚えること」が苦手で「触覚過敏の傾向がある」とのこと。

そして姿勢・運動の面で「体幹の弱さが気になる」とのお話がありました(椅子に座っていることが出来ない、ケンケンパが苦手、筆圧が極端に弱い等)

今後のこと

問題点はおもに姿勢・運動の発達ですが、これに関しては極度の偏食が関係している可能性があるということで、後日改めて小児科のお医者さんと相談することになりました。そのほかの発達に関しては1年後に改めて検査をする予定です

お医者さんに相談すること

・触覚過敏について

・こだわりについて

・栄養や体の成長について

家で心がけること

・食べ物に関する知識をつける

・食べなくても息子用の食事を用意する

・短い時間でも、鉛筆を握る機会を作る

・服装のこだわりについては本人に任せて見守る

・子どもになにかを伝える時は「いまから話すよ」と心の準備をさせたうえで、1つずつ伝える

まとめ

今回発達検査を受けたことで、息子を育てるうえでずっと感じていた「育てづらさ」と「違和感」の正体が少し明確になった気がしました

客観的な数値で息子の苦手なこと・得意なことがハッキリし、それを受けて息子への接し方のアドバイスを頂けたのは、わたしたち親子とってとても大きな意味があると思います。検査を受けて本当に良かった(*^^*)

これから行われるお医者さんとの面談でも、わたしたち親子がいま困っていることを包み隠さずお伝えして、息子がより生きやすくなるようなヒントをいただけたらと思っています

息子の発達に関することでまたなにか進展があればまた記事にしてまとめる予定です(^^)/今回はこの辺で。以上みさでした

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